練習しているのに上達しない！どうすればいい！？

コーラス経験ゼロにも関わらず、コーラス団体を立ち上げ、コンテストデビューを目指している双葉コーラス会長・タニによる、コーラス入門講座です。
この記事に登場する団体・名称等は全てフィクションです。この記事で紹介するトレーニング内容等は一例です。

今回は「上達の壁」についてです。

（双葉コーラス会長タニ）
こんにちは、Tさんはコーラス歴が長いので、ぜひアドバイスをお聞きしたいんです。先日からコーラスの練習を始めてみたのですが、上達している感じが全然しなくて、もう続けるべきかどうか迷っているんです。そもそも私にはコーラスが向いていないのではないか、どう思いますか？

（事務局T）
こんにちは、タニさん。コーラスは楽しみながら成長していくことも大事です。もし楽しいと感じないなら、コーラスを続ける必要はないでしょう。しかし、もし楽しい部分があるのなら、続けてみる価値はあるかもしれません。上達に焦点を当てすぎず、楽しみながら歌ってみてはどうでしょうか？

（双葉コーラス会長タニ）
下手なままだと、続けるのも大変なときがあります。

（事務局T）
上達のペースは個人差があります。まず、練習方法を見直すことをお勧めします。新しいアプローチや練習計画を試してみることで、新しい発見があるかもしれません。

（双葉コーラス会長タニ）
確かに、練習方法を変えてみることは一つの方法ですね。オススメな練習はありますか？

（事務局T）
まず、日常的な声のトレーニングが大事です。

日常的な声のトレーニングは、コーラスを上達させるための基本です。毎日の声出し練習は声帯や喉を鍛え、音程を安定させるのに役立ちます。以下は日常的な声のトレーニングの一般的なステップです：

これらのトレーニングを毎日行うことで、声帯と喉を強化し、音程や発音の正確性を向上させることができます。ピアノや音楽アプリを活用して、自分の声を継続的に改善しましょう。定期的な練習と根気が上達の鍵です。

（双葉コーラス会長タニ）
なるほど、日常的な声のトレーニングが大切なんですね。その他に何かオススメの方法はありますか？

（事務局T）
もう一つ大事なのはリスニングです。他のコーラス団体やプロの歌手を聴いて、音楽に触れることが上達の近道です。

1. リスニング:

音楽の鑑賞: 他のコーラス団体やプロの歌手の演奏を聴くことは、音楽的感覚を養うのに非常に役立ちます。異なる音楽ジャンルやスタイルを聴くことで、音楽の多様性に触れることができます。
歌詞の理解: 歌詞の意味や表現方法を理解することは、歌唱力と表現力を向上させるのに役立ちます。歌詞の感情を理解し、歌声に表現することが重要です。

（双葉コーラス会長タニ）
聴くのは好きなので、これはいろいろと試せそうです。

（事務局T）
また、合唱団での練習も大きな助けになります。調和を取るために仲間と一緒に歌うことは、声のバランスを整えるのに役立ちます。

2. 合唱団での練習:

声のバランス: 合唱団での練習は、声のバランスを取るのに非常に役立ちます。声域やパートごとの調和を作り出し、コーラス全体の音楽性を高めます。自分の声を他の歌手と調和させる訓練は、合唱の醍醐味でもあります。
ソーシャル要素: 合唱団での練習は、音楽仲間との交流を楽しむ機会でもあります。仲間と協力して音楽を作り出すことで、共感と連帯感を養い、楽しい音楽の共演ができます。
指導とフィードバック: 合唱団の指導者や指揮者からのフィードバックを受けることで、声楽の専門家からのアドバイスを得られます。このフィードバックを受けて声の調整や技術の向上が可能です。

（双葉コーラス会長タニ）
なるほど、仲間ですね。ちなみに、私のコーラス団体は、私一人なんですが、どうしたらいいですか？

（事務局T）
まずは、一緒にコーラスを楽しむ仲間を集めるところから始めましょうか。